HOTO TOOLS / PRACTICAL GUIDE

Premiere Proでカラーコードを
毎回探し直さないための管理方法

色を決める時間より、前回使った色を探す時間の方が増えていませんか。ブランド案件や継続案件で、同じ色へ迷わず戻るための整理方法をまとめます。

UPDATED 2026.10.05HoTo Movie / HoTo Tools
QUICK ANSWER

カラーコードは数値だけを残すのではなく、「正本を決める → 役割で名前を付ける → 共通色と案件色を分ける → 次回へ持ち越す」の順に管理すると再利用しやすくなります。

色は「覚える」より、役割と一緒に残す

継続案件で起きやすいのは、「前回使った青はどれだったか」を過去プロジェクトや資料から探し直すことです。HEXだけをメモしても、色が増えると何に使う色なのか分からなくなります。

そこで、色は数値だけではなく役割とセットで残すのが基本です。たとえば「Brand Blue」「Caption White」「Warning Pink」のように、次回見たときに用途が分かる名前を付けます。

パレットを4段階で整理する

01 / SOURCE正本を1つ決めるブランド資料、案件仕様、パレットのどこを正本にするか固定。
02 / ROLE役割で名前を付ける「青1」ではなく、ブランド・テロップ・アクセントなど用途を残す。
03 / SPLIT共通色と案件色を分ける毎回使う色と、その案件だけの色を混ぜない。
04 / BACKUP次回へ持ち越すパレットを再利用・共有できる形で保存する。
色数を増やすことが目的ではありません

大切なのは「次の案件でも同じ色へ戻れること」です。使わない色を大量に残すより、実際に繰り返す色だけを整理した方が速くなります。

Premiere Pro内でColor Paletteを使用している実際の画面
実際のPremiere Pro制作画面。パレットを編集環境の近くに置くことで、過去案件や別資料を開く回数を減らせます。

Premiere Proの色設定と、案件をまたぐ色管理は別の仕事

Premiere ProやAfter Effectsには、その場で色を指定するための機能があります。ただ、複数案件をまたいで「どの色を使うか」を管理する作業は別です。

毎回同じブランドカラーを使う場合は、色を決める作業よりも、決めた色を探し直さない状態を作る方が効きます。標準の色設定はそのまま使い、外側に小さなパレット管理を置く考え方です。

色管理で見直したい4つのサイン

過去案件を開いて色を確認する共通パレットへ移す候補です。
HEXをメモ帳からコピーしている色名と一緒に一か所へ整理すると迷いにくくなります。
同じ案件で似た色が増えている正本となる色を決め、使う色数を絞ります。
別PC・別担当へ色を渡すことがあるImport / Exportできる形式で残すと再現しやすくなります。

決めた色を編集画面の近くに置く

Color Paletteは、カラーコードやパレットを登録・整理し、HEXコピーやスポイトなどで決めた色を再利用しやすくするパネルです。Adobe内の色を自動変更するものではありません。

Color Paletteの機能を見る